2019年5月10日金曜日

外部指導員2

昨日、部活動時間が減少傾向にある。
ということを書きました。

部活動のコーチをしていて
休むことが必要である
と感じたことについてお話したいと思います。

インターハイ予選が近づいて、GW中。他県の高校と合同練習会。

前日もある実業団と練習試合をしてもらい、連日練習もしてました。
多分、疲れも溜まってるし、
練習試合とはいえ、大事なインターハイ予選前に緊張の高いことは避けたいな。
と僕は思っていました。

やはり、事件は起きました。
ナンバー2の子が試合中、肋骨の疲労骨折をおこしました。
痛みで泣いていました、、

左利きでとてもセンスがあり
調子次第では、個人戦シングルスも優勝できるだろうと思っていただけに、
すごく悲しい気分になりました。
試合まで約二週間です、、

実は、
選手達は休みが欲しいと何度も話していたのです。
部活は毎日、土日も休みなしでした、、
進学校でしたので、学校の宿題も大変そうでした、、

怪我ってとても悲しいことです。
なぜなら、防げる可能性がおおいにありますよね。
痛みがあること自体ストレスにもなります。

顧問の先生に休みを打診したこともありましたが、
コーチは監督(顧問の学校の先生ですね)
が決めたことに基本口出しはしません。
休日を作ったらどうか?団体戦のメンバーについて
ということを顧問に話をしたことはありました)

コーチとしてその枠を超えることはしてはいけませんね。

僕の場合は、
顧問の先生が協力的で、いろんな話をすることができましたが、
防げたことだったかもしれないし、
もっと顧問と話をするべきだったとも思いました。

こういうことは多く部活動で起こっている問題ではないかと思います。
それでも彼女は頑張ってダブルスは準優勝までしました。

子供達の頑張りをきちんとサポート出来るような体制、制度
を作っていかないといけないですよね。
ただ部活動時間を減らすというような制限を作って、
部活動をコントロールしようとするだけでは
本質的な解決になっていないように思えます。
チームや学校で指導者の裁量によって決めるべきではないでしょうか。

休ませるというのも大事なことです。
部活動はもうただやれば良いというのではなくなってきていますよね。
生活の環境も変わり、学校に期待するものも昔とは変わってきていますよね。
顧問の先生だけでは限界になってきているのかもしれません。
子供達のもっとやりたい!勝ちたい!という思いを
大人側がしっかり汲んで、
練習日程、時間、メニューを考えなければいけませんね。
そして、休みたいと言える環境を作ることも大切ですね。

eto