2019年9月28日土曜日

体幹トレーニングしてるの??

ラグビーのW杯が始まりましたね。
満員ですごい盛り上がりですね!
今日のアイルランド戦!楽しみです。

それにしても身体大きい!!足早い!!すごい競技、、
幼少期どんな運動、生活をしていたんでしょうね。気になる、、

例えば、W杯歴代優勝2位のドイツのサッカー選手、
トップ選手であればあるほど、幼少期サッカーをやっていた時間が少ないそうです。
小さい頃はあまりサッカーをやっておらず、週に一度か二度とくらい。

何をやっていたかというとサッカー以外のスポーツや遊びがほとんど。
前大会3位であったベルギーなど、ヨーロッパのサッカー強豪国はほとんどだそうです。
日本はというと全く逆で
トップ選手ほど、幼少期にサッカーをやっていた時間が長い。
そして、多くのスポーツで小学生の全国大会があるのは日本くらいです。

単純にこれだけで
どちらの方が良いとは言い難いですが、
(例えば、体格の差や競技人口の差、コーチの問題なども勿論関係してきますよね)
学ぶべきことは多くありそうです。

一つのスポーツばかりに執着すると
いろいろな動作が身につかず、怪我を引き起こす、上達の頭打ち、
心身の健全な発育が望めないなどの問題が多く生じています。

このような問題が起きているということを、
指導者やクラブは知っておかねばなりません。

先日もある指導者とレッスンの話になり
半分くらいはボール打たないような時もあります。
って話をしたら
え?じゃあ体幹トレーニングとかしてるの?
って言われ
いや、そういうの全くしてないです。
何してるの?
みたいな会話になりました。

体幹トレーニングなどが小学生の子供たちに必要だとも思えません。
いわゆる大人がするようなトレーニングというほどのものもしてないです。

現状を把握し、子供達を理解しようとすること。
やり方だけを真似ても何の意味もありません。
どうしたいのか。何がしたいのか。
というビジョンや目的が指導者には求められますよね。

eto





2019年9月25日水曜日

認知予防と転倒防止

先日コナミスポーツクラブさんで
認知予防と転倒防止のための講座をおこないました。
30代から70代まで多くの方が参加してくださり、
『普段とは違った運動ができた』
『楽しく勉強になった』
『素敵な話をありがとう』
など嬉しいお言葉をたくさんいただきました。

以前、
認知症の方を二人、テニスレッスンしていたことがあるんです。

レッスンは別のクラスで時期は違いますが、
二人とも『テニスはやりたい』と言って、ラケットの準備はするそうなんですね。
ただ、翌朝になると忘れてる。コートの場所がわからない。
などもあり、ご家族の方が付き添いでレッスンに参加されてました。

認知症ってやっぱご家族も大変だな、、
やりたいことができなくなるのって残念だし、寂しいよなぁ。
と強く感じました。

今回コナミスポーツさんからお話をいただいて
何をしようかな?何ができるかな?と考えたときに
運動の指導をしていて、そういう経験をしていたので
自分が勉強、経験してきたことを伝えることで
少しでも不安を取り除き、また予防にもなり、なにかお役に立てれたら。
そんな想いもありこのセミナーを開催させていただきました。

そして、なるべく日常に特化したもの。シンプルなもの。簡単にできるもの
にしようと思い、
『呼吸』と『目の動き』をメインにエクササイズをやりました。

まずは目を動かすことです。
目の動きが悪くなると、姿勢の保持が難しくなり、バランス能力も落ちます。
目を動かすことで脳の中にある前庭器官(身体のバランスシステムを担う)
を強化することができ、
その近くにある海馬(記憶を司る)も刺激することができるので
バランスの能力と認知機能がアップします。

次に呼吸です。
呼吸力の低下は神経の働きの低下にも繋がり、交感神経も高まるので
ストレスフルな状態になります。
呼吸が深まると、副交感神経優位になり、心も落ち着きますし、
お腹に空気が入りますので体幹が安定します。

みなさん真剣に楽しみながらエクササイズをおこなっていました。
呼吸も深くなり、最後はだいぶリラックスした様子でした。

運動は単純に体力をつける、筋肉をつける、痩せるためだけのものではないです。
また、こういうイベントをやりたいですね!
という言葉もコナミスポーツさんからもいただきました!
コナミさんありがとうございました!

興味がある!受けてみたい!セミナーをやって欲しい。
などありましたらお気軽にご連絡くださいね!



eto

2019年9月23日月曜日

人のせいにする子を作るわけ

教育熱心な親が『人のせいにする子』を作るわけ

面白い記事を見つけました。
とっても参考になります。

麹町中学校の校長先生ユニークな学校政策で有名な方ですね。
ブレグランスは麹町中学校のテニス部の指導もおこなっております。
僕も先日の合宿では麹町中の生徒をメインに担当いたしました。

記事にあるように
「『子供のために』と熱心な取り組みが逆に子供の『自律』の機会を失わせている。」
これ本当によく思います。
あと、早期にやることが本当に意味があるのかな?とも。
よくトッププレーヤーなどが3歳から〜始めました。
ってありますが、そこだけを見て
何もかも安易に早くやらせた方がいい。とは限らないと思います。
何度も言っているように怪我を引き起こしたり、
貴重な運動体験を逃してしまう恐れがあります。

身近では、
保育園が一番しっかりこの記事のような考えを持ってやってくれてるんじゃないかな。
と思ったり。
先生達よく見てると勉強になります。
『なるほど。あ〜やって接するのか』と。
結構ほっといてるし、寄り添うところは、ゆっくり向き合ってくれているし
叱るところは叱ってくれてるように見えます。

大人が介入しすぎて、
子供の心身の発育の妨げになっていることって多くあるんでしょうね。
一つは運動の指導もそうですね。
教えすぎ、かまいすぎ、
多分もっとほおっておいても大丈夫。

ほおっておく自由にさせる時間って大切です。
打つ順番も綺麗に並ばなくても良いです。(怪我さえしなければ)
何より喋ったりワイワイ楽しそうです。
子供達順番抜かすような事もしません。

はい。休憩。自由に遊んで良いよ〜
って言うと子供達、喜んで走り出します。
自分達で鬼ごっこしたり、ボール使ったり、
この間は自分達でルールを決めて早歩きで鬼ごっこしていました。

スポーツは『遊び』が語源となってできた言葉です。
遊びながら身体を使い心身を成長させていきます。
大人はその見極めとタイミング、そして見守ることが大事ですね。

eto







2019年9月20日金曜日

集中しなさい!!って言うけれど、、

よく聞く集中力。
僕なんか全くないです。
家にいたら違うことが気になって全然仕事、作業出来ないです。

運動、身体を動かすことによって
前頭前野と海馬が大きくなることがわかっています。
つまり、
集中力、記憶力、注意力が上がるそうです。

運動、身体を動かすメリットはたくさんありますね。
これを知るだけで、あ!身体動かそう!と意欲が湧きますね。
運動は、筋肉、体力をつけるだけのものではないのです。

さて、集中力。前回集中力って何
でお話ししたように年齢の倍程度が子供が集中してられる時間だそうです。
例えば
同じことをずっとさせて、それが出来なくて、『集中力がない』
と判断するのは間違いです。

休ませれば良いし、もし、レッスンなら違うことをやれば良い。
また同じ練習でも、意識の向けかたを少し変えれば良いですね。

知っていれば悩まない事もあるし、指導の幅も広がるし、接し方も変わります。
経験だけ、方法だけの指導は間違いを生み、子供を困らせるだけかもしれませんね。
学ぶ意欲と理解しようとする努力が必要なのは大人の方ですね。


eto

2019年9月19日木曜日

やればやるほど上手くなる。そこに全く根拠はないし、誤りです

やればやるほど上手くなる。そこに全く根拠はないし、誤りです。
https://the-ans.jp/coaching/47361/

こんな記事がありました。
興味深いですね。

この記事のように5〜16歳の子供達には多様な動きを経験させ、
休暇などゆっくりさせる時間を与えるべきだと思います。
成長期の過度な運動は成長を阻害する恐れがあります。

練習もただ長い時間やれば良いわけではないですよね。
これは本当によく思います。
今でもずっとコートにいたり、長い練習メニューを見かけたりすると
疲れるだけだよな。と思う事がよくあります。

僕もテニスの練習はたくさんしましたし、毎日走っていたけど、
その分にテニスが強くなったようには思えなかったですね。
もう少しテニスから離れたり、
他にすることがあったように思えます。

このように明文化されてるって凄いですね。
今後このように日本もなっていくようになるといいですよね。


eto





2019年9月18日水曜日

裸足!

だいぶ涼しくなってきましたね。
もう、今年もあと少し、、早い、、

我が家では子供達も僕もなるべく裸足で過ごしています。
足の裏はとっても敏感です。
足の裏を刺激することは脳にもとっても良い影響を与えますし、
足部はたくさん骨があります。
指が動くことはバランス能力を高めます。
良い事ばかり。

以前レッスンを裸足でやった事もありました。
あの時は寒かったのに子供達積極的に裸足になり、
裸足のままずっとレッスンを受ける子もいました。

裸足ってやっぱり気持ちいいし、
僕も運動会の時は裸足で徒競走やリレーは走ってました。
そのほうが地面を掴む感覚があって、早く走れる気がしたんですよね。
今考えたら、靴があってなかったんでしょうけど、
本能的に裸足になりたいというのがあるのかもしれないですね。


eto


2019年9月12日木曜日

英語喋れますか?

英会話を2年ほど続けています。
レアジョブというオンライン英会話で一日25分。
skypeで教材をもとに会話をするというものです。
だいたいほぼ毎日やってましたが、
最近サボり気味、、これを期にまた続けます。

受験勉強で英語は勉強してきたのに全然喋れないんです。
まあまあ勉強してきたからなんとなく読めたりはするんです。
でも、聞き取れない、喋れない、、
海外行く度にこの挫折感はなんなんだ?
敗北感はなんだ?って思って。
今年もハワイで撃沈しましたw

勉強はしてたのに、身になってない。
使いたいときに全く使えない、、

手段は沢山あるけど、肝心の目的を見失っている。

だからやり直しですね。僕の英語に関しては。

子供達の運動に対しても、僕の英語みたいになってほしくない笑

運動はしてきたけど、スポーツはしてきたけど、、
何のために?どうして?

スポーツを通して学校とはまた違う学びを得るのが運動教室だと思っています。

指導者側が強く意識しないといけなくて
目的を誤ってはいけないですね。

やり方、方法はたくさんあるんです。
you tube見ればテニスの練習方法なんていくらでも出てきますからね。

目的。大事ですね。
以前、僕が受けたSCMAというコーチングの資格の
アドバンスコースが来年開催されるようです。
また受講してこようと思っておます。


eto


2019年9月11日水曜日

態度が悪い

『態度が悪いと何一つ学ぶことが出来ない。向上することがない

先日全米オープン優勝したラファエル・ナダルのコーチの言葉です。
彼の本も読んだことあるのですが、
何度もその言葉を彼に言っていたそうです。

良い態度ってなんでしょう?

自分の態度はどうだろう?
人に何かを教わる時、
誰かと接している時、
レッスンをしている時、
試合をしている時

教わる側だけの場面ではありませんよね。
挨拶もそうですね。
自分はちゃんとできてるだろうか?

子供達はちゃんと見ていて、
コーチから学ぶことは技術面だけではありません。

コーチの前に一人の親であります。
良い見本になれるよう心がけます。

eto




2019年9月6日金曜日

集中力って何?

集中力
ってなんでしょう?

以前もお話ししましたが
子供は年齢の倍くらいが集中力を保っていられる時間だそうです。

我が家では
子供が何かしている時、
例えば、本読んでる時、絵を描いてる時、おもちゃで遊んでいる時
ご飯の時間であっても、お風呂に入れたくてもそのまま放っておきます。

おそらく集中している時だからです。
集中力を養っているところ。
続けられるならずっと続けて欲しいな。と思って見てます。

基本はなるべくほったらかしにしています。
自由にさせてます。

自由にさせすぎて
ずっと仮面ライダーになって戦いしようと挑んでくるので
僕のことも自由にさせてくれ笑
とたまに思う事もありますが、
子供といる時間は僕にとって凄くリラックスできる時間でもあります。
もちろんイライラする事もありますよ。

僕は自分が飽き性なので、、全然集中力ないです。
集中力欲しい、、

集中力をつけるのに、
この頃の一人遊びが最も大事だとしたら、
極力好きにさせるのが1番良い気がしますよね。

eto


2019年9月4日水曜日

コーチについて2

高校野球の指導の仕方やあり方を巡って様々な議論がされています。

野球だけではないですね。
多くのアスリートから出てくる指導者改革の話。
ダルビッシュ選手、筒香選手、大山加奈選手。

指導者の一生懸命。

とても理解出来るのですが、
一番は自己満足になってはいけないと思うのです。

やはり勉強しないといけないと思います。
当たり前のことですけどね。

昔はこうだから。こうしてきたから。
というプライドや無知、勉強不足が導く、怪我や故障、、
挙げ句の果て、そのスポーツ自体を嫌いになってしまうという最悪の事態、、

ほんとにそれは子供達のためになっているのか?
というのを今一度考えないといけないと思っています。

こういうことを書くたびに自分はどうかな?
と身の引き締まる思いがします。

子供達新学期も始まりました。
今一度僕も自分と向き合い、楽しみながら学び続けたいと思います。

eto