2019年6月30日日曜日

勝つ事が大事?

『勝利至上主義の行き着く先は、
勝つことばかりが目的になり、子供たちの心身の成長や
スポーツマンシップの育成などが疎かになってしまう風潮です。
そこが、野球だけでなく、日本のスポーツ界の一番大きな問題だと思うのです』

日本プロ野球屈指の強打者横浜DeNAベイスターズ筒香嘉智選手の文藝春秋の記事です。
筒香選手
子供たちの指導にとても熱心なことでも有名ですね。

勝利至上主義。
つまり、相手に勝つことだけを絶対的な目標とする考え方ですね。

コーチ、監督も勝たないと評価を得られにくい事から
行き過ぎた指導や長時間の練習、体罰などの問題が引き起こされたり、
勝つために必然的に身体の大きい子などがレギュラーに選ばれやすく、
才能のある子が埋もれてしまうというような問題もあります。

また、過度なプレッシャーに潰れてしまったり、
勝つことだけが目的でそのスポーツそのものが面白くなくなってしまったり。

しかし、僕も勝つということには大賛成です。
勝って強くなります。

ただ
試合は勝ち負けでなく
自身の力を試したり、
新しい課題を見つけるためのものだと思っています。
チャレンジするものです。

『試合とはそういうものだよ』
と伝えてあげる、教えてあげるのも指導の一環だと思います。

eto

2019年6月27日木曜日

どうやったらこんな子に育てられるんだろう?

八村塁君続きですが笑
彼の会見、インタビューがホントにかっこ良くて!!

どうやったらこんな子に育てられるんでろう?

とずっと考えてしまっています。
NBAに行くとか、ウインブルドンに出るとかスポーツで大成するとかではないですよ。

インタビューでまず恩師である中学校のコーチに感謝の気持ちを伝え
しかも会見後
すぐにその恩師に電話したという彼の人柄に完全に惚れてしまってます。
そのときの坂本コーチの顔、、涙出ちゃいます、、

ちゃんとお世話になった人に感謝の御礼や報告が出来る。
とても大事なことですよね。
僕もちゃんとできてるかなぁ、、と
改めて反省、気づかされました。

笑顔が素敵
周囲への感謝を言葉にできる

素直に応援したくなる雰囲気を持ってます。
これってとても大切なことですよね。

爽やかで自信に溢れていて礼儀正しい。
まさにみんなが理想とするスポーツマンの姿でもあります。

もちろん
彼が持っている天性のものもあるのでしょうが、
世界で活躍出来るだけの莫大な才能と揺るぎない努力があるからこそ
あの振る舞いや思考、言動が生まれてくるのだと思います。

そして
そんな風に彼を育てたご両親、指導者、本当凄い。リスペクトです。

eto

2019年6月26日水曜日

言葉の使い方8

恩師や先生、コーチに言われた言葉
って覚えていますか??

良くも悪くも影響を受けたり言われた言葉を覚えたりするものです。

八村塁君続きですが、
彼は中学生の時の恩師から
『おまえはNBAに行くんだ』
と言われ、
そこから熱心にバスケに取り組んだそうです。

名前忘れましたが、
バトミントンの女子オリンピック選手も
『オリンピックにでれるぞ』
とコーチに言われ、初めてオリンピックを目指すようになったと言っておりました、

レベルはグッとグッとググッと落ちますが笑
初めてのテニスレッスン
みんなテニス初心者の僕達小学生に
コーチが
『この中から県チャンピオンが出ます』
と言いい、
当時聞いてた親はみんな
『まさかそんなことはない』
と笑ってましたが、
僕を含め、どの年代からも県で優勝する選手が出ました。

僕もよく覚えてますし、そこを目標にしてテニスを頑張ってきました。

言葉一つで
世界が広がりますし、狭まります。

どういう事を話し、どういう言葉をかけるのか?

指導者だけでなく、親もそうかもしれないですね。
日頃から使う言葉は大切にしないとですね。

2019年6月25日火曜日

八村塁くん

また新しいスーパースターが誕生しましたね。
NBA一巡ドラフト9
八村塁君

あらゆるスポーツの中でベンチにはいることさえ難しいと言われるNBAです。
競技人口はサッカーよりも多いともいわれますね。

八村塁君
ドラフト後のインタビュー。
とても良い声でハッキリと話していましたね。
もうすでに頼もしく、
これからの活躍を十分に期待できる雰囲気でした。

彼は中学からバスケを始めたそうですね。
幼少期は
野球と陸上をやっていたそうです。

もともとの才能も凄く、大変な努力をしているのでしょうが、

幼少期に違いスポーツを二つほどやっていたというのも、
その後の成長を支える糧となったように思えます。

走る、投げる
基本的なスポーツの動作ですよね。

これからの活躍がほんとに楽しみです。
そしてスポーツや運動をする子がどんどん増えて欲しいですね。


2019年6月23日日曜日

アドバイスはしたほうが良い?

昨日土曜日は毎月恒例のブレグランステニス大会を開催いたしました。
たくさん勝てた。
負けて悔しかった。
みんな子供達それぞれいろんな思いがあると思います。

親として子供に
どんな言葉、アドバイスをしたら良いか悩みますよね。

そんなときは
テニスに関してのアドバイスは一切しないほうが良いです。

負けても勝ってもいいんです。
子供達の話を聞いてあげてください。

こうすればよかったじゃん。
もっとバックを狙えば勝てたんじゃない?
足が止まってたよ。
〜君はこうやってたよ。

言わないほうが良いです。

色々と言いたいこと伝えたいこと
アドバイスしたいことあると思います。
凄いわかります。

でも、
聞いてあげてください。
聞きに徹してください。

本人は
どうしたらよかったのか?
こうしたかった。
っていうのがあるはずなのです。
負けた理由も分かってるはずなのです。

もし、もし、何も言ってこなければ、
どうだった?
どう感じた?
何を思った?
どうしたかった?
のか聞いてあげてください。

その時もアドバイスは一切しないようにして下さい。
話を聞いてあげるだけで、安心します。
『大丈夫だ。よし!また頑張ろう!』
と自分で思います。

ただ、何か話しをしたい!
伝えたい!どうすればいいのかわからない!
というのがあれば
僕らコーチ陣にお話しして下さい。
いくらでも聞きます!
悩んでることわからないことあれば教えてくださいね。

2019年6月20日木曜日

サッカーも上手!?

『何か今のうちにしておいたほうが良い運動はありますか?』
というような運動に関してのアドバイスや質問を受ける事がよくあります。

そんな時、
『テニスだけでなく
2、3種目くらい別の運動かスポーツをやらせたほうがいいと思いますよ』
とお話ししています。

サッカーも上手なテニス選手多いですね。
錦織君もよくテニスボールでリフティングしてます。
先日全仏オープンを優勝したナダルも12歳までサッカーもやっていたそうですね。
テニス選手だけでなく、
NBA選手もバスケ以外に高校生くらいまで
本格的に他のスポーツをやっていた選手が多いですよね。

小さい頃はいろんな動きを経験しておいたほうが、
後のパフォーマンスアップに繋がります。
一つの種目ばかり小さい頃からやっていると、怪我にもつながります。
幼少期の怪我は再発率が高いとも言われます。

どういう運動体験をしてきたか?
どのような身体感覚を積んできたか?が大切です。


2019年6月18日火曜日

指導者として6

レッスン中に
『僕らの時代の時はこうだったから』
『昔からこうしていたから』
考えないよう、言わないようにしています。

よく言われたなぁ、、こういうこと。
つい最近も言われたような、、

これって何も進歩してないように思えます。
そこから、どういう工夫が出来るか?
ということが大切ですよね。

体罰や理不尽な指導がなくならないのも
こういうことを言う指導者がまだまだいるからなんだと思います。
人の振り見て我が振り直せ。
肝に銘じたいと思います。

2019年6月17日月曜日

雨の日は大変、、

電車に乗っている時
公園に行く時
道端で、階段で保育園で

いろんなところで子供を観察しています。

東京は階段がすごく多いのと
公園が多いので
意外と運動する機会は実はあるんじゃないかな。
と思ったりします。

例えば、子供と電車でお台場とかに行くと
階段の多さにビックリします。
普段は意識しないですが、子供といると色んなことに気づきます。
いろんな高さや幅があるので子供にとってはいい運動です。

だけど、、子供が小さい時、ベビーカー使っていた時、、
大変でした、階段多すぎ、、
本当大変、、人も多いしエレベーター探すだけですごく時間かかります。
バスの乗り入れもそう。重いし、危ないですよね。
自分もその立場になって初めてわかりました。
お母さん達ほんとすごいっす、、

もっとバリアフリーや子供連れに優しい都市開発を進めて欲しいですよね。
オリンピックやパラリンピックも来年ですからね。

話が反れましたが、
工夫次第ではたくさん運動機会はあるのだな。
ということです。

雨の日などは、歩いて保育園行きますから、普段の三倍くらい時間かかります。
なんかいろんな事に気付きながら、普段と同じ道なのにゆっくり歩くんですよね。
寄り道したり、足元気にして変な歩き方したり、傘も持ちますしね。
とても楽しんでしょうけど、
早く行きたいなぁ〜と思いながら。

そういう時間こそ大切なのだ。
と自分に言い聞かせて、、保育園に送り終わったらダッシュで仕事場にw

大人にコントロールされないで、
自由に興味の向くままに動くことが1番の学びですよね。
レッスンにも活かせるよう、しっかり勉強し工夫してまいります。

2019年6月13日木曜日

自己紹介2

前回は、テニスコーチになった経緯をお話ししました。
気付けばフリーのテニスのコーチとして普通に生活が出来るようになっていたのですが、
やはり、壁にぶつかるのです、、

まず、クライアントさんが減った時期が重なりました、、
3、4コマレッスンがなくなったのです。
そして、僕はテニスクラブに属さずフリーでやっていたので
コートは私営のコートを使わせていただいておりました。
テニスコートを持っているはずもありません。
もちろん、外です。
そう。今の時期、梅雨になり雨が続くと生活は大変でした、、
(今問題になっている奨学金や税金。当時払うの本当大変でした、、)
この時期全然違う職種のアルバイトをやっていたこともありました。

それに
僕はテニスの戦績はたいしたことありません。
インカレや全日本選手権にも出たわけでもないですし、
日本ランクなども持っておりません。
僕よりテニスが上手い、強いコーチはたくさんいるのです。
テニスコーチとしての経験も浅いですし、
どこかテニスクラブに入って研修を受けたわけでもありません。
独学でやってきました。

このままだと頭打ちだな、、
どうやってもその人達と対等以上になれるわけない。

どうしよう?何で勝負しよう?

と悩み、そこから
身体の勉強を始めました。

『テニスの事を勉強するのではなく、
根本的な身体の構造やその使い方を知ってそれをテニスでも活かそう!
テニスでなく、もっと人体の事を知ろう』
と考えました。

そうすれば
テニスのキャリア、レベル、または年齢に関係なく
幅広く指導することが出来る。
または、
テニスに限らず、スポーツ全般にアドバイスや指導することが出来ると思いました。

運よく近くでスポーツクラブがオープンするとのこと。
スポーツクラブで働きだしました。
これがとっても面白かった!!
いい上司、職場に恵まれたというのもあります。
今でもお世話になってますし、すごく感謝しております。
素晴らしいトレーナーの方に研修してもらい、
学びが深まり、世界も広がりました。

それから3年程でスポーツクラブを辞め、
個人事業主として複数のスポーツクラブとパーソナルトレーナー契約し、
メインはパーソナルトレーナーとして月に120本ほどセッション、

テニスコーチはこれまでと同じような形で週に5コマほどレッスンしております。

身体の勉強をしてからいろんなことが変わりました。
自分の身体も変わったので思考も変わりました。
見えることが変わったんですね。
色んな事が変化していったのです。

eto

2019年6月12日水曜日

自己紹介

今日は自己紹介をしたいと思います。
江藤圭一郎と申します。
1982年生まれ鹿児島県出身です。
11歳からテニスを始めまして
中学生の時から県大会で優勝はしていましたが、
九州大会ではいつも一回戦負けでした、、

鹿児島中央高校入学後。キャプテンとして団体戦優勝。全国選抜出場。
3年生最後のインターハイ県予選は団体ベスト4。個人戦シングルス3位。
個人戦、団体戦全て優勝してインターハイ出場。
という目標には届かず、、
とても悔しい思いをしました。。

卒業後上京。東京都立大学法学部に入学。
在学中からテニスのコーチをしています。
テニスクラブには入らず、
最初は先輩からテニスサークルのコーチを受け継ぎ独学でコーチをやらせていただいてました。
そこから、ご紹介いただいたり、
テニスコートで直接お声をかけていただいたりして
卒業後もフリーのテニスコーチとして活動しておりました。

なぜ?法学部卒なのに?
と言われること多いですw

単純に勉強不足なんですが
法律の勉強に面白味を見出せなかったんです。
ガチガチなんだなぁ。と。法律ってこんななんだ、、、
『面白い!勉強しよう!法律関連の仕事に就きたい!』と思えなかったんです、、
漠然と就職率良さそう。とか、法律って学ぶと面白そう。と
よく考えないで法学部に入ったのもよくなったのかもしれないですし、
僕がもっと法律の勉強をしてみたら、目標ができたり、面白かったのかもしれません。

あと、
当時、音楽も好きで一生懸命やっていたのでそっちの方の道にも進みたいと思っておりました。
音楽の仕事は今現在もやっております。
楽天オープンテニスでウイルソンさんのブースの音楽を担当したり、
アディダスさんのイベントでBGM担当させていただいたり、
ジョンマスターオーガニックさんの全国店舗のBGMも担当させていただいております。
是非店舗に行った際は耳を傾けてみてくださいね。

と、こんな感じで20代前半はやっているのですが、
やっぱり、色々な壁にぶち当たるのです、、

また明日も自己紹介させていただきます!

eto






2019年6月8日土曜日

元気に笑顔で!

電車ん中でたまたま生徒と会ったことがあるのですが、
学校帰り一人で静かに電車に座っていて、本を読んでいました。
ふと僕に気づいて軽く会釈して、
彼の隣の席が空いたら、
どうぞ。と。

『大人~w
えっ!?
コートにいる時と全然違う!!
別人じゃん!!』

まあ、そりゃそうなんでしょうけど、
ちゃんとしてるな~
と感心しました。

そりゃもう
あんだけコートで暴れ回ってめちゃくちゃ喋って、元気に好き放題しててもいいや。
って思いました。
(自由にはさせてますが実際はそんなハチャメチャではないですw)
だって、公共の場ではちゃんとしてるんですもの。

子供が子供らしく元気に成長する。そのサポートとしてテニスがある。

高尚な理念など持ち合わせておりませんが
子供達が毎日元気で健康に過ごせるよう、
笑顔が増えるよう
成長のお手伝いをしたいと思っております。

2019年6月7日金曜日

言葉の使い方7

先日レッスン中の言葉の使い方について研修、勉強会をしました。

以前『言葉の使い方』でもお話ししましたが
人は否定語を理解するのが不得意です。
『〜しない』や『〜ない』は伝わりにくいです。

例えばストロークで
ボールをよく見てアゴを上げないように打って!!

と言えば、
脳はまず
アゴを上げるのをイメージします。そこからそれを否定するように働きます。
だから
ボールをよく見てアゴを引きながら打って!!
の方が理解が早いです。

〜ない。ってよく言っちゃうんですよね。
僕も使わないよう注意してます。
ネガティブよりポジティブな表現の方がイメージも伝わりますよね。
言葉の使い方やっぱ大事ですよね。



2019年6月6日木曜日

会話をしよう!

子供の時に接した語彙数が、その子の将来の成功に左右する
という研究結果がアメリカであります。

子供の頃にたくさんの言葉に触れる機会が多いほど
その子供の学業における成績は高いそうです。
(伸びる子どもの、からだのつくり方。森本貴義、山本邦子著より)

五感のうちの一つ
聴覚をたくさん刺激することで脳にも良い影響が表れるのでしょうね。

以前『指導者として5』でもお話ししましたが
子どもの話を聞ききること。
会話を楽しむ事が大事ですね。

レッスンではなるべく子供達と会話するようにしています。
どう思ったのか?
どう感じたのか?

なかなか言葉を拾い出すのは難しいですけどね。
言語化することで脳への定着率も高まりますね。
共通認識も生まれますのでレッスンも進めやすくなります。

暑くなってきましたので子供達の様子も見ながら
休憩時間少し多めにとって会話タイムを作ろうと思ってます。
子供達の伝えたい事、話したいことしっかり聞きたいと思います!




2019年6月5日水曜日

全仏オープン

昨日は残念でした。。
錦織君ベスト4ならず、、
疲労が溜まっていたというのもあったと思うのですが、
ナダル強すぎ、、
どうやったら勝てるんですか!!
ってくらい強い。

勝負の世界は厳しいですね。
ナダルは選手というより戦士ですね。
闘志が溢れ出てます。
『絶対負けない』って気持ちが全身から出てますもんね。
見習いたいです。

フェデラーとワウリンカの試合もとっても面白かった。
大好きなフェデラー。クレーコートでも美しい。。
ただただカッコいい。
準決勝でナダルとです!!
フェデラーに勝ってほしい!!

この試合、解説が近藤大生さんでした。
同級生で当時日本で1番強かったんじゃないかな。
懐かしかったですw

錦織君次はウインブルドン。
僕はウインブルドンが1番優勝出来るんじゃないかな?
と思ってるんですけどね。
リターンすごく良いし、足も試合の展開も速い。
今回みたいにラリーがそんなに続くわけでもないですからね。
また楽しみですね。


2019年6月4日火曜日

錦織圭

昨日の錦織くんの試合は凄かったですね!!
マイケルチャンコーチ陣も喜びを爆発させてました。
当たり前ですけど、
コーチ陣は勝たせたいんですよね。
勝って欲しいんです。

成績を上げたい
上達して欲しい。
目標を達成させたい。
勝たせたい!!
のです。

ちょうど今
全国各地でインターハイ県大会予選が終わった頃ではないでしょうか?
僕も高校生のテニスを教えてる時は、
勝たせたかった。
優勝したかったです。

まず、
何より応援したい。
力になりたい。
という思いがとても強かったですね。

それだけに、
錦織君の試合にも感動しましたが、
マイケルチャンコーチの顔や仕草がとても印象的でした。


今日も錦織君頑張って欲しいですね!