2019年6月30日日曜日

勝つ事が大事?

『勝利至上主義の行き着く先は、
勝つことばかりが目的になり、子供たちの心身の成長や
スポーツマンシップの育成などが疎かになってしまう風潮です。
そこが、野球だけでなく、日本のスポーツ界の一番大きな問題だと思うのです』

日本プロ野球屈指の強打者横浜DeNAベイスターズ筒香嘉智選手の文藝春秋の記事です。
筒香選手
子供たちの指導にとても熱心なことでも有名ですね。

勝利至上主義。
つまり、相手に勝つことだけを絶対的な目標とする考え方ですね。

コーチ、監督も勝たないと評価を得られにくい事から
行き過ぎた指導や長時間の練習、体罰などの問題が引き起こされたり、
勝つために必然的に身体の大きい子などがレギュラーに選ばれやすく、
才能のある子が埋もれてしまうというような問題もあります。

また、過度なプレッシャーに潰れてしまったり、
勝つことだけが目的でそのスポーツそのものが面白くなくなってしまったり。

しかし、僕も勝つということには大賛成です。
勝って強くなります。

ただ
試合は勝ち負けでなく
自身の力を試したり、
新しい課題を見つけるためのものだと思っています。
チャレンジするものです。

『試合とはそういうものだよ』
と伝えてあげる、教えてあげるのも指導の一環だと思います。

eto